令和7年1月18日(土)、ポリテクセンター岩手にて「第65回岩手県溶接技術競技会選抜大会」が開催され、アーク溶接の部11名、半自動溶接の部14名の溶接技術者25名が一同に集まり、溶接技術日本一の座を目指して、平素から鍛えられた腕を競い合いました。
次世代の技術者の交流を目的として、今年は昨年同様、「第6回岩手県高校生溶接技術競技会」と合同開催となり、午前中に競技を終えた高校生見学者など、いつもよりギャラリーが多く活気にあふれた大会となりました。
当社からは社内選考を突破した精鋭8名、アーク溶接の部へ佐々木国彦さん(昨年度最優秀賞獲得・全国大会優良賞)、阿部悟志さん、小菅那王さん、熊谷希さんの4名、半自動溶接の部へ藤原裕城さん(昨年度最優秀賞獲得・全国大会優秀賞)、菅原徹さん、草刈拓斗さん、畠山希一さんの4名が出場しました。
競技前のインタビューでは、藤原裕城さんは「競技会は、外観ではなく作品の溶融状態が大切。感覚を大切に、しかし積み重ねたロジックを守りながら作業に臨みたい。」と応え、畠山希一さんは「日常的には16ミリ以上の鋼板を手掛けることが多いため、競技材料の9ミリは別世界。うまく切り替えて競技に臨みたい」と意気込み、競技に挑みました。
(産報出版株式会社 「Welding Mate」より)
2名のより詳しい意気込みは、産報出版株式会社 「Welding Mate」(https://www.sanpo-pub.co.jp/welding_mate/2025/01/content_12/#003545)で読むことができます。
溶接技術競技会はアーク溶接、半自動溶接、両部門とも薄板(板厚4.5ミリ、立向上進姿勢)と中板(板厚9ミリ、横向姿勢)が課題となっており、外観試験のほか、X線透過試験、曲げ試験などの項目で審査され、すべての結果が出て順位が決定し、各部門の優勝者2名が「第70回全国溶接技術競技会」に岩手県代表として出場します。
当社は岩手県代表として12回連続選出されております。今年も全国大会出場が叶うよう朗報を待ちたいと思います。
また、岩手県溶接技術競技会の様子がローカルニュースでも取り上げられております。
WEB上で【岩手県溶接技術競技会 ニュース】と検索すると、いくつか記事が出てきますので、そちらもぜひご覧いただければと思います。
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