株式会社中央コーポレーション

橋梁・水門のトータルエンジニアリング

お知らせ

2022年05月11日

新技術をNETIS登録致しました

令和4年4月26日付で、
国土交通省中部地方整備局中部技術事務所より、
・新技術の名称「塩分除去洗浄による戻り錆び対策工法」
・NETIS登録番号 CB-220006-A
の受領通知を頂きました。

降雪地で融雪剤が散布されている地域では、鋼構造物の塩害が問題視されており、リフレッシュ工事を行う場合、既設鋼表面の塩分濃度は50㎎/㎡以下まで除去しなければなりません。1種ケレン(乾式ブラスト)を行ってもこの数値は確保出来ず、塩分除去のためさらなる水洗浄が必要で、鋼表面の戻り錆が問題になっていました。

今回開発した気化水溶性防錆剤を洗浄水に添加することにより、塩分除去後の鋼表面の戻り錆び(ターニング)が抑制出来、水分の揮発(気化)を促進し、次工程への引き渡しを早める効果があります。また厚生労働省通達により、鉛やPCB等の有害物を含有する塗膜の剥離には湿式作業が要求され、これに適応する湿粒ブラスト工法やモイスチャーブラスト工法へ本防錆剤を添加することにより、同様の効果を得ることが出来ます。

本工法は、2021年3月1日に岩手県新技術へ登録された「防錆洗浄剤を使用した構造物の塩分除去対応型洗浄工法」を発展させたもので、当社、(地独)岩手県工業技術センター、㈱HART、㈱TERUIの4者により共同開発しました。

詳細は、国土交通省NETIS新技術情報提供システム下記URLからご覧いただけます。
NETIS「塩分除去洗浄による戻り錆び対策工法」

 

以上

 

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