平成３０年８月２７日（月）、弊社が上部工の製作、及び架設工事を担当した市道上町成田線「豊沢橋」の開通式が行われました。旧豊沢橋は昭和８年に架橋され、市民に親しまれておりましたが、老朽化のため架け替え工事が行われ、橋長１３３ｍ、幅員１５．８ｍの新しい豊沢橋が４径間連続合成多主桁橋（パネルブリッジ）で整備されたものです。
明治２９年の同日は花巻ゆかりの偉人宮沢賢治の誕生した日でもあり、橋の両端に設置された「親柱」には宮沢賢治にちなんだモニュメントが施されております。

式典には、上田東一花巻市長はじめ約１２５人の関係者、大勢の地元住民が参加され、待ちに待った豊沢橋の完成を祝い、地域をあげた盛大な開通式となりました。神事やテープカット、地元３地区の３世代夫婦らによる渡り初めのほか、市立花巻小学校の金管バンドの演奏もあり、大勢の住民の方々も笑顔で参加され、念願の開通だったのだと実感し大変嬉しく思いました。

完成祝賀会では完成記念事業実行委員会 伊藤實会長から弊社にも感謝状をいただき、当社にとりましても記念となる歴史的な工事となりました。本工事に関わった全ての関係者に心から御礼申し上げます。豊沢橋の開通により更なる利便性やアクセスの向上も期待され、末永く市民の皆様から愛され親しまれる橋となることをご祈念申し上げます。

以上

８月２０～２１日の２日間、岩手県立花北青雲高等学校２年生の生徒２名をインターンシップ生として受け入れ、製造部で実習を行っていただきました。
１日目午前は当社の事業内容の説明を行った後工場見学を行ない、午後は完成間近の豊沢橋を見学しパネルブリッジの施工手順や架設方法の説明を行ないました。
２日目は、当社花壇の花芽摘みを社員と一緒に手伝ってもらい、工場内でＮＣガス切断機、ＮＣプラズマ切断機の切断作業を見学し、不メッキ処理作業、材料検査の入荷写真や測定を体験してもらいました。

今回のインターシップを通じて学んだ事、感じた事を就職活動や将来の仕事へ活かして頂けることを期待しております。

以上

『市道上町成田線豊沢橋上部工架設工事』の完成間近状況を御紹介します。

７月～８月に伸縮装置工、防水工、高欄設置、舗装工が完了し完成間近となっております。
８月２７日には両岸の住民代表が中心となる実行委員会の主催で開通式が開催される予定となっており、花巻市長上田東一氏、両岸の住民代表者、初め関係者が数多く出席され、当社からも施工者代表として佐々木社長が参列予定となっております。

（Ａ１側　豊沢町より桜町・北上方面を望む）

（Ａ２側　桜町より豊沢町・花巻市街を望む）

（全景）

（全景）

以上

８月１８日(土)花巻の北上川河川敷でイーハトーブフォーラム花火大会が開催されました。
当社ではここ数年、花火大会の打ち上げ場所となる北上川中州へ進入するための仮桟橋を架設しており、今年も前日１７（金）に架設予定でしたが、お盆期間中１６日までの大雨で北上川が増水し、中州の利用は大変厳しい状況でした。しかし１７、１８両日は絶好の花火日和となり、花火実行委員会は何とか開催できないかと、土木業者と上部工業者である当社と３者打合せを行なった結果、北上川ダム統合管理事務所の協力を頂いて徐々に北上川の水位を下げてもらい、当日朝４時ギリギリまで水位が下がるのを待って作業を開始、橋台基礎部の地ならし、敷鉄板及びＨ形鋼の固定、ここ数年使っている橋長１２ｍ、幅３ｍの仮桟橋の組み立てを行ない、正味６時間で何とか完成、無事開通させることが出来ました。花火業者への引き渡し期限は午前１０時がぎりぎりということでしたが、丁度間に合わせることが出来ました。

花火大会は大盛況のうちに開催され、多くの市民のみなさんに喜んで頂きましたが、当社ならではの社会貢献をこのような形で実施することが出来、大変うれしく思っております。

以上